こんにちは!
昨日の雨から今日は一転して秋晴れして暑い一日でしたね。
さて今日も、運動あそびのお話です。
今日の運動あそびのなかで道具をつかった課題を行いました。
人には行動、能力、機能、構造の階層があります。
行動や能力は脳の高次機能や基礎機能からなり、
それらは脳の神経構造と生理機能を基盤にしています。
複数の高次脳機能が協調して能力になり、複数の能力が協同して行動になります。
難しい話のようですが、つまり道具をつかってバランスしながらする移動動作は、体や脳を大きくするために大切です。
道具を使っての移動の課題は、目と手をうまく調整しながら移動します。
目と手はもちろんですが、首や体幹も強化され、力加減を調整する練習にとても良いのです。
【まずは頭に乗せたものを落とさないで移動することで、首や体の力加減の練習です。】
【ウレタンポールにモノを乗せてあるいてみましょう。手や体に近いと力加減が簡単だよね。】
【ウレタンポールの先にモノを乗せると力加減が難しい、ゆらゆらに対応するためにいろいろ工夫です。】
将来、どんな日常生活動作や手段的日常生活動作を獲得すべく、その素地として体作り脳作りが大切です。
いつかくる自立した生活に向けて、体や脳を無理なく楽しく育てていきましょう。