こんにちは!
今日はこどもプラスの療育の特徴のひとつをお伝えします。
こどもプラスは子供たちの療育を行っていますが、
その内容としては運動あそびと静かな活動が主たるものです。
何のための療育かというと、将来は自立した生活をすることを目指すためです。
最近は、色々な放デイ事業所で療育を行っていますが、
こどもプラスは自立した生活に向けての根源となる、脳や体の発育を促します。
個々それぞれの発育発達具合はあるのですが、
座り続ける、立ち続ける、歩き続けるなどに耐えられる体作りが、
自立した生活のために必要となります。
それらは脳と体の発育が不可欠です。
筋肉は脳からの指令で動くわけですが、それらを思いのままに動かすには、
脳と体を動かし続けて運動学習し、生活動作へと発展していくわけです。
特に、大事なのは、実はお腹と背中の筋肉で体幹と呼ばれる部分が大事です。
脳から体へ電気信号がいきわたり体を動かすわけですが、
お腹や背中は腹内側系とよばれ、体幹の筋緊張や姿勢調節などをつかさどる神経系統です。
体幹のそれらがうまく働かないとバランスがとれずに、
転倒や、立ち続ける事ができなかったり、疲れてすぐ寝転んでしまうようなことも考えられます。
また体幹の筋緊張がうまくいかないと、固定がうまくいかないので、手足にも力が入りづらくなってしまうのです。
もう一方、背外側系とよばれる系統もあるのですが、それは手足の巧緻性をつかさどる神経系統です。
巧緻性とは手足を正確に動かす能力の事です。
それら腹内側系と背外側系が個々それぞれの発達の度合いで、
同じ運動あそびや静かな活動でも、出来る子がいたりできない子がいたりするわけです。
それら自立した生活を意識し、さらに根源的な療育を意識したこどもプラスのプログラムは、
野球でいえばストライクボールどまんなかの療育手法と言えます。
【ご飯を食べる時も正しい姿勢をとり続け、細かく手先を使うためには、運動が大切になります】
【ダイナミックなジャンプも姿勢調整する体幹が大切です】
【バランス調整に足の指先、足関節、ひざ関節、股関節、手をうまく使って渡ります】
【みんなで静かな活動のときも、座り続けるための体幹の筋力が大事です】
体や脳が発達してくると、感情コントロールも少しづつうまくなってきます。