こんにちは!
季節の変わり目でしょうか、体調を崩している子もいれば、逆に天気が悪い日は調子が上がる子もいます。
皆さんも秋バテには気を付けていきましょう。
さて、今日も運動あそびについてお話しましょう。
皆さんご存じの通り、柳沢運動プログラムでは懸垂力、支持力、跳躍力の3つを基本にしたプログラムです。
それらをできる子、できない子、できたりできなかったりの子、様々な状態のお友達がいます。
なぜできないかというと、様々な理由はありますが、一つに姿勢調整に必要な体幹筋力がまだ未発達である場合が多いです。
姿勢調節の体幹機能が未発達であると、例えば座ることを続けることも難しかったり、
運動をしてもすぐに疲れてしまって、気持ちも集中できなかったりと、負のスパイラルにも陥りやすい状況となります。
なので、体の中心にある体幹を強化するためには、外乱内乱といって力を加える刺激が必要となるのです。
そこで運動あそびにおいて楽しく、その外乱や内乱の刺激を体幹に受けるために、
懸垂力、支持力、跳躍力を考えた運動あそびが必要となるのです。
手足を大きく動かすことでそれを支えるためには体側が緊張します。
またジャンプするときには足に力を入れるためには体幹が緊張します。
そして、体幹を支えるためには手足に力を入れるために、体幹も緊張します。
それら外乱や内乱の刺激がこどもをすくすくと体を育て、脳も大きくなり、こころも育つわけです。
【懸垂は難しいですよね、難しい子も適切な支えで無理なく体幹を強くしてまいります】
【床拭き動作で体を支えておなかを鍛えます、疲れるけど効果てきめん】
【ジャンプは身体能力の総合力、全身の筋力やバランス機能が問われます】
【学校や保育園幼稚園でも、座り続けられる、からだとこころを求められ続けます】
体と心を育み、いつかくる自立に向けて、ちょっとづつ準備してまいりましょう。