こんにちは!
夜は鈴虫の鳴き声がよく聞こえてきますね。
鈴虫の鳴き声で外の温度がわかるらしいですよ?
さて、今日は運動の学習に大切な体性感覚についてお話しようと思います。
こどもプラスの運動あそびでは、サーキットでバランスを養ったり、
鬼ごっこ対戦で瞬発力を養ったりと楽しみながら体を鍛えてます。
体の筋力が鍛えられているのは間違いないのですが、
体を覆う肌や関節にかかる力加減の感覚なども鍛えられているのです。
身体図式(ボディースキーマ)といって、体を自由自在にうまく操るには、
自分の手足や姿勢がどうなっているのか、どこまで手足が届くのかなど、
瞬間的に総合的に判断し、連続的に動作をしていくのですが、
サーキットや負荷のかかる課題に対して、体の動きの限界を認知することで、
手足や姿勢を精度よく動かすことができるわけです。
体の感覚、体性感覚の発育を促す一つの形として、
敏感な足裏などにかかる刺激は良い刺激になっているはずです。
体の感覚がうまくつかめるようになると、うまく体を操ることができるようになり、
運動がより楽しくなる。そんな良い連環がこどもプラスにあります。
【足裏で探りながらの動作で感覚が高まる】
【環境を変えることで感覚の違いを感じとり、動作に繋げていく】
【安全面を考えながら、負荷のかかる動作で、どこまでできるのかを感じる力をつける】
目、耳、鼻と感覚器官がありますが、肌や関節もとても大事です。
感じる力を少しづつ高めていきましょう。