大切プラス

こどもプラス長野石渡教室

こんにちは!

今日の長野市内は朝霧でした。温度の差で体調を崩している方がちらほらいらっしゃいます。

皆様も体を冷やさないようにしていきましょう。

さて、今日も運動あそびのお話です。

今日は、いつものサーキットのあとはミニレース!

逆さにしたカラコンにボールを乗せて落とさないように走ります。

結構むずかしい・・・。

目と手と足を協調させて移動するわけですが、なかなか高度な動作です。

二重課題的な動作で認知機能面にも良い刺激を与えておりますが、

やはりなんといっても実は「おなか」が強化されてます。

手足をうまく協調させるためには実は体幹をうまく固定などしないと、

上手に操作できないのです。

人は手や足を動かす前に実は、体幹がコンマ何秒かの世界の話ですが、

手足の前に体幹が筋緊張を起こすのです。

それは先行随伴性姿勢調整機構と呼ばれているものです。

例えば、腕を伸ばして片手を頭の上までもっていくとするとします。

最初の1回目よりもっともっと早く動かすためには、ご自分でも感じるかと思いますが、

体幹が緊張することがわかると思います。

大きく急な動きであれ、繊細な動きであれ、体幹の筋緊張が先行するのです。

日常生活動作でも大きな動きや細かな動きをするときは体幹が先行して動いているわけですが、

課題動作が難しい場合は体幹の筋緊張がまだ未発達であることが一つの理由としてあるのかもしれません。

運動あそびや静かな活動を通して、楽しく気が付かないうちに体幹が強くなるといいですね。

【何気なく道具を使ってバランスを取りながら移動、簡単にできるお友達もいますー】

【なかなか腕を伸ばしきることは大人でも難しいですよね、できなくてもいいんですよ、違うやり方だっていいさ】

【だんだんアイスクリームに見えてきた!!途中で食べたくなっちゃいます】

お勉強や身支度、おうちのことなど大切でやってほしいことがたくさんあるかもしれませんが、

まずはその根源的に大切な体作りを無理なくしていきましょう。